本論文では、電気工事作業におけるアシスト用具の効果や作業者負担を、モーションキャプチャで取得した動作データを用いて定量評価する手法を提案している。電気工事業界では自動化が難しく人力に依存する場面が多く、特に腕金装柱など高所での重労働が作業者の身体に大きな負担をかけている。本研究では勤続年数の異なる作業員の動作を計測し、その関節角度の分布をアルファシェイプで可視化・評価する手法を用いることで、アシスト用具使用の負荷軽減効果を定量的かつ視覚的に示すことを目指している。
2025/02/08
視覚障害者が外出時に目的地への到着を容易にするため、白杖に装着可能な電子コンパスを開発した。本デバイスは方角を確認する際に両手を塞がず、騒音が多い環境でも振動やLEDを利用して確実に方角を認識できることを目指している。
2022/12/17